洗面所水栓の水漏れ修理

うちのブログでは自転車整備関連のDIY記事が多いのですが、それ以外にも実はDIY記事があったりします。
いや正直数は少ないですがねw

というわけで今回は水栓の水漏れ修理についてです。
 
 
で、まずは今回修理する水栓がこちら↓




TOTOの型番TL315ANという20年以上前に製造された古いものです。
とはいえまあ、よく見かけるタイプの水栓なのでどなたかの参考になるかなと思い記事にしておきますね。

んで水漏れの症状によって修理箇所は変わってくるわけですが、今回出ている症状はハンドルを力一杯締めても蛇口の先からポタポタと一定間隔で水滴が落ちるという症状。
要は簡単に言えば「ハンドルを締めても水が完全に止まらない」という事です。
これを修理するには水栓内部の「コマ」という部品を交換すればOKです。
(ちなみにこれはうちの水栓の場合はという話で、型番によってはコマを使用していないタイプの水栓も存在しますので修理対象の水栓の型番などからご自分で調べてから修理される事をオススメします)

さて、それで修理作業するにあたってまず用意するのがこちら↓



左から中型プラスドライバー、ウォーターポンププライヤー、ペーパーナイフ、そして交換用のコマです。
プラスドライバーは大抵どの家庭にも1本ぐらいはあると思いますが、ウォーターポンププライヤーはちょっとマニアックなのでお家に無い方も多いかも知れません。
うちの場合は多分親が100均で買って置いてたものだと思うんですが、精度もクソもないようなショボいモノです。
それでも十分使用できているので100均で売ってるものでも大丈夫だと思います。

ペーパーナイフは薄くて先が尖っているものなら何でもいいです。
ハンドルの上部にあるインデックスというキャップ的なものを外すのに使うだけですので、最悪ハサミの先とかでもいけるとは思います。
ただそこそこ大きな傷が出来てしまうかも知れません。

コマは大きさが何種類かあるようなのでこれもご自分で修理される水栓の型番などから調べてから調達します。
今回のうちの水栓の場合は「呼び13」という大きさのものが適合しました。

ちなみにこれ↓




大抵の場合家庭で使われる水栓ならこの大きさで合うんじゃないかなとは思いますが自分も素人なので確証はありません。
すいません<(_ _)>


…という事で、作業を開始します。
と、水栓を分解する前にまずはやっとかないといけない事が2つ。




一つ目は洗面所の下などにある水栓に水を供給している元栓を閉める事。
水栓に水が供給されたまま分解すると、当たり前ですが水が噴き出してエライ事になりますw
こんな感じで洗面台の下部に元栓が無い場合は家の外などにある水道の大元の栓を締めて家全体への水供給を止めるしか手段はありません。
この場合トイレなんかも水が出なくなるので作業が終わるまで不便になりますが我慢しましょう。

ちなみにうちの場合は写真のようにハンドルが2つあり、それぞれ水側と湯側に水を供給しているみたいです。
今回分解するのは湯側(左側)なので左側のハンドルを締めればOKでした。




それともう一つは洗面台の排水溝にフタをする事。
これは作業中に外した小さな部品を誤って排水溝へ落として紛失しない為の措置です。
この二つが出来たらいよいよ水栓の分解にかかります。




まず、ハンドルの上部にあるインデックス(赤とか青の色がついてるやつ)を外します。
モノによってはネジ式でねじ込んであるものもありますが、その場合はラジオペンチなどで強く掴んで回すと外れると思います。
うちの場合はパチンと嵌め込んであるだけなのでペーパーナイフ等の薄く尖ったものを隙間に挿し込んでこじるとすぐに外せました。




インデックスを外すとその下にはハンドルを固定しているネジがあります。
これは中型ドライバーで簡単に外せます。
ただネジは外れたもののハンドル自体がガッチリと固着していて外れない事があります。
長期間外した事のないハンドルだと水垢や錆などでガッチリと貼り付いてしまっていて、多分多くの場合はこうなっているのではないかと。
こんな時はハンドルをガタガタと揺らすようにしながら上方向に引っ張るとその内抜けます。
(あまり力一杯揺らすとハンドル内部の穴が広がって割れてしまう可能性があるのである程度加減して…)




ハンドルを外すとスピンドル(ハンドルが付いていた軸部分)とキャップナットが出てきます。
次はこのキャップナットを外します。
うちの水栓に使われているキャップナットは側面にギザギザがついているだけのタイプなのでスパナやモンキーでは回せないタイプです。
この場合ウォーターポンププライヤーで掴んで回す以外方法はありません。
キャップナットは反時計回りに回せば緩んで外せます。




ちなみに外したキャップナットの裏にはゴムのパッキンが入っています。
これは三角パッキン(キャップナットパッキン)という部品で、これが摩耗などで傷んでいる場合はハンドルの根元から水漏れするという症状が出ます。
その場合は三角パッキンを交換してこれまでの逆手順で元に戻せば修理完了できます。

で、話を戻して、キャップナットを外すとスピンドルが露わになります。




いつもながら画像内説明が先走ってますが(w)、スピンドルは軸を摘まんで反時計回りに回すと緩んで外れます。
水栓への水の供給を止めていないとこの時点で水が勢いよく吹き出します。
このスピンドルという部品がハンドルを捻った時に上下に動き、水栓を開けたり閉めたりする役割を担ってるわけですね。
スピンドルを外す場合は水を最大出力で出す方向に回す、という事になります。
指では固くて動かない場合は外していたハンドルを被せて回すと軽く回せると思います。




スピンドルを完全に緩めるとこんな感じで上にすぽっと抜けます。
長く使っている水栓の内部はこんな感じで真っ黒になっているもんですが、これ見ると水道から出てきた水を直接飲もうって気にはなりませんよね…(;´∀`)




引っこ抜いたスピンドル部。
この画像の通り先っぽの部分がコマ、正式名称「ケレップ」という部品になります。
これも長らく分解されていない水栓だとスピンドルとコマがガッツリと固着していて一つの部品のようになっていますが、そんな場合はコマの部分だけをペンチか何かで掴んでスピンドルをグリッと捻るとコマがスポンと抜けると思います。




何となく古くなったコマと新品のコマを並べてみる。
古い方はやっぱりかなり色が変わっていますし、ゴム部分も心なしか薄くなっているように見えます。

あ、ちなみにご覧の通りコマのゴム部分は小さなナットで固定されていますので、これを外せばゴムパッキンだけを交換する事でコマ自体の機能を回復させることは可能です。
ただ細かい作業ですし、しかも丸い軸を掴んで固いナットを回すというのは結構面倒な作業でもありますのであまりオススメしません。
コマ自体そんなに高価な部品でもありませんから、できればコマごと交換してしまう方が楽でしょう。




という事でコマを差し替えました。
あとはこのままスピンドルを元の位置に戻して水栓を再度組み立てていきます。

あ、新しいコマはスピンドルの穴に入れても何の引っ掛かりも無くスポスポだと思います。
でもそれで普通なので大丈夫です。
もし水栓に戻す時にコマがすっぽ抜けて水栓の中に落ちてしまったとしても、コマの軸がちゃんとスピンドルの穴に入るようにしてスピンドルを戻せばOKです。




うん、腹立つぐらいに画像内の説明が先走ってますねw
ともあれ画像内説明の通りスピンドルを時計回りに回して、止まる所までギュっと回します。
つまり水栓を完全に締めて水を止める感じ、といえば分かりやすいでしょうか。




そうしたらキャップナットを締めます。
ここでの注意点は、キャップナットの締め込み具合でハンドルを回す時の重さが決まる、という事。
まだ締められるからといってどんどん締めてしまうと、水を出そうとハンドルを回すのがめちゃくちゃ重い(固い)とかいう事になってしまいます。
なのでハンドルを仮付けしてハンドルを回した時の具合を見ながらナットキャップの締め具合を調整します。




あとはハンドルを付けてインデックスも元に戻して終了。
止めていた洗面台下の元栓を開け、蛇口から水を出したり止めたりしてみて元の水漏れ症状が改善されているかを確認してみて、よければこれで修理完了です。

ついでと言っては何ですが、せっかくハンドルを外したので普段触れない部分も含めて水栓周りと洗面台を綺麗に掃除しておきました。
ちなみに水垢などのこびり付いた水栓金具はダイソーなどの100均で売っている焦げ取りスポンジで軽く擦るとピカピカになりますよ。
こんなの↓



これで水をかけながら(カラカラにならない程度に)かるく擦るだけでステンレス製の水栓金具ならピカピカ。
樹脂や陶器の部分は速攻で傷だらけになるので注意が要りますが。。。
ともあれ、この焦げ取りスポンジは上記と同じ(水を掛けながら)方法で風呂のイスや洗面器にこびり付いた垢や石鹸カスも簡単に落とせるので重宝します。
めっちゃオススメですよ!


といった感じで今回は水栓の修理でした。
クラ〇アンとかの水回り専門業者を呼ぶのも一つの手段ですが、自分でやってみると意外と簡単に修理できてしまうもんです。
しかも部品代だけなら200円程度とかかなりの少額で済みますしね。
皆さんももし興味を持たれたのであれば一度チャレンジしてみる事をオススメします。d(´▽`*)



※オマケ※

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