レモネードさんのタイヤを新調してみた
寒い、寒すぎて何もやる気がしない!
つか今年の冬は極寒にもほどがある。
地球温暖化とか言って奴出てこーい!!
とまあそれはさて置き。
寒すぎてやる気が起きないのはホントの所なのですが、とはいえ愛車のレモネードさん(黄色いママチャリ)の後輪タイヤがそろそろ換え時でして……
面倒ではあるもののやらないわけにもいかないのでちょっくら交換してきました。
で、その交換時期になっているタイヤがこちら↓

2年ほど前の記事で前後共に装着したブリヂストンのロングレッドの後輪側。
あれから正確には22ヵ月経っていて、走行距離は10370kmになります。
しかしこうして見る限り、「意外とまだ山は残ってるし寿命というほどではないのでは…?」と思ってしまいますが、確かに摩耗インジケーターを見てもまだ全然余裕で山が残ってる状態だったりして、実際まだ使えそうではあります。
ただしかし、ロングレッドというタイヤの特性を考えると本当にそうなのか?と思うわけでありまして。
…というのは、そもそもこのロングレッドというタイヤはメーカー曰く「耐パンク・耐ひび割れ・耐摩耗性能に特化した軽快車タイヤ」なわけですが、なるほど耐摩耗性能に関しては1万km走ってもまだ全然山が残ってるのを見ても確かに高性能である事がよく分かります。
一方で耐パンク性能はどうかというと、このタイヤはトレッド面のセンター部のゴムを分厚くする事で異物の踏み抜きによるパンクを軽減するように作られています。
一応やっつけ的な図で説明するとこんな感じ↓

図にも書いている通り、ではその耐パンク性能を担保しているトレッド面のゴムが薄くなると当然……という事ですね。
んでもう一つ、実際の減り具合を新品と比較して見てもらうと、

規定空気圧3barの所を自分の場合故意に1bar高く入れて4barでの高圧運用をしているせいなのか、画像のように見事にトレッドのセンター部ばかりが摩耗して偏平足みたいに接地面が平らになっているのが分かると思います。
こうなってくるとメーカーの意図する耐パンク性能はもう失われていると考えた方がよさそうかなと。
それともう一つ、耐パンク性の為にトレッド中央部にゴムを多めに盛っているという事で実は副次的な効果も生み出しています。
それは何かといえば、大げさに言うとセンター部が尖った形状である為、接地面積が小さくなる事で走行時の転がり抵抗が少なくなり軽快な乗り味になるというもの。
ただでさえ実測32mm幅と他のママチャリ用タイヤに比べると細身で軽快感のあるタイヤであることに加えてのこの効果。
交換直後の乗り味の軽快さはマジで前回の交換時の記事でも(コメント欄で)書いている通り、「タイヤ一つでここまで変わるのか」と驚くほどのものでした。
しかしこれも上記のような平たく摩耗してしまったタイヤだともう期待できそうにありませんし、事実として最近はもう初期の頃のような軽快感は無くもっさりした乗り味になっています。(これは気分的なものかも知れませんが)
こういった理由から今回、まだ使えそうな感のあるタイヤではありつつも新品に交換することにしたわけです。
まあタイヤ交換についての手順は面倒なので書きませんが…(ぉぃ
正直言って相当ヒマか相当変人か、または相当貧乏かでない限り後輪のタイヤ交換なんて店でやってもらった方がいいと思いますw
自分は上記全部当てはまるので自前ですがwww
あ、ちなみに今回注文したタイヤはこんな感じで届きました↓

これもう梱包っていうレベルじゃねーぞw
この発想は無かったわ……というかこの発送は無いわ。
さすがにちょっと舐めすぎやろ尼ゾンめ、いい加減にしろw
まあ、

前回はコレだったんですがね。
コレはコレで箱が超絶邪魔なんで簡易包装の方がまだマシなのかもしらんけど……w
んで、あと後輪を外したついでというとアレですが、チェーンももう交換から8655km走ってましてそこそこ使い込んできた感じに。
しばらく注油&掃除もサボってましたし、そろそろ一度外して徹底的に綺麗にしてやる事にしました。
一応、ママチャリ向けチェーンの脱着方法はこちらの過去記事を参考にしてもらえれば。
で、今回は外したチェーンをパーツクリーナーに漬けてジャブジャブ洗います。
方法としてはこんな感じで↓

要らないペットボトルにチェーンをスルスル~っと入れまして、この中にパーツクリーナーの先をぶっ刺してプシュ―っと吹きます。
そしてある程度ボトルの中にパーツクリーナーの液体が溜まったらフタをしてシェイクするだけ。
汚れがひどい場合はシェイクして汚れた溶液を他の容器に移して、新たにパークリ投入してシェイクを繰り返します。
しばらく溶液に漬け込んで汚れが溶け出してくるのを待つと、ローラー部の奥に溜まった汚れも取れて更にいいかも知れませんね。
そうして汚れがあらかた落とせたら、ハサミやカッターでペットボトルをカットして中のチェーンを取り出します。

そして更にプレートの内側などの細かい部分もウエスで綺麗に掃除してピカピカになったものがこちら。
遠目にはあんまり分からないですがw
まあプレートの外側は車体に付いた状態でもある程度掃除出来ますが、プレート内側やローラーの内部まではなかなか掃除できませんからね。(特にフルカバーのチェーンケースだとね)
なので今回は主に後者を清掃するために行いました。

ちなみに洗浄に使った廃液は有害なのでそのまま水道や地面に捨てるのはあまりよろしくありません。
なのでこんな感じで入れ物に入れて揮発して無くなるまで屋外に放置するといいでしょう。
季節にもよりますが大体2日もすれば液体成分は飛んで油分と砂利や鉄粉などの混合体だけがべっとりと残ると思います。
そうなったら後は普通に燃えるゴミとして廃棄できます。

さてそんなわけでチェーンも車体に戻して後輪なども全て再組立てして注油などの整備も完了。
いや~、やっぱ新しいタイヤはしっとりした感じがええっすな~(*´Д`)
ちなみに新旧で並べて比較してみるとこんな感じ↓

やっぱりこうして並べてみると摩耗度合いは歴然としてますね。
とはいえ旧タイヤもこのままだと(耐パンク性能を期待しなければ)あと5000km程度は十分走れそうだし、このロングレッドというタイヤのロングライフぶりは正直圧巻です。
といってもこれ、後輪の話ですからね。
一般的には前輪は後輪に比べて摩耗が遅いですから、前は更にロングライフぶりを発揮する事になります。

今回交換した後輪と同じ、22か月前に装着した前輪の現在の姿がこれ。
新品と変わらんやないか…とまではさすがに言い過ぎですが、実際まだまだ余裕で使えそうですw
多分デカいガラス片とか踏んでバーストでもしない限り、また2年後に来るであろう後輪の交換時期までもつのではなかろうか?
BSロングレッドの耐摩耗性恐るべし……

…というわけで、かなりお久しぶりなレモネードさんの定点写真w
後輪タイヤも新調してまたレモネードさんで走る楽しみが増えました。
交換した日は残念ながら雨で試走できてませんが、チェーンなどの各所も整備・清掃して乗り味が軽くなってるはずなので早く乗って試してみたいですね(´▽`*)
まあ毎回言ってますが、乗るのも楽しいけどやっぱ弄る楽しさは格別ッスw
* * *
あとオマケ。
最近というか去年の秋頃からですが、またしてもレモネードさんのライトであるマグボーイがガーガーと異音を出すようになりました。
このライト明るいし、ダイナモの回転も軽いからお気に入りではあるんですが如何せんすぐに異音が出たりして寿命はあまり長くない印象……
すでにレモネードさんのマグボーイは3代目ですし(=_=;)
んでまあどこが悪いのかなぁと思って見ていると、どうも共振してガーガー鳴っているであろう場所を発見。

以前の記事で使った画像を再利用しているので画像内の「無駄無駄ッ!!」は無視でお願いしますw
で、このレンズ部分と下の黒いプラの嵌め合いが何故か緩くなっていて、レンズ部分を持って揺するとガタ付くんですよね。
画像手前に見えるレンズの固定ビスが緩んでるのかな?と思って締め直そうとしたらきっちり奥まで締まってますし……
これがどうやら走行時の振動に共振してガーガーというやかましい異音を出しているようです。
というわけで……

試しにレンズ部をテープで固定してみたw
するとどうでしょう……
びっくりするほどユートピアッ!!(゚∀゚)
…じゃなくて、びっくりするほど無音になったww
こんな簡単な事だったのか…(;´∀`)
まあ個体によって原因は別なのかも知れませんが、マグボーイがガーガーうるさいって方は一度レンズ部にガタが無いか調べてみる事をオススメします。
もしそうならテープ一枚で改善しますよw
つか今年の冬は極寒にもほどがある。
地球温暖化とか言って奴出てこーい!!
とまあそれはさて置き。
寒すぎてやる気が起きないのはホントの所なのですが、とはいえ愛車のレモネードさん(黄色いママチャリ)の後輪タイヤがそろそろ換え時でして……
面倒ではあるもののやらないわけにもいかないのでちょっくら交換してきました。
で、その交換時期になっているタイヤがこちら↓

2年ほど前の記事で前後共に装着したブリヂストンのロングレッドの後輪側。
あれから正確には22ヵ月経っていて、走行距離は10370kmになります。
しかしこうして見る限り、「意外とまだ山は残ってるし寿命というほどではないのでは…?」と思ってしまいますが、確かに摩耗インジケーターを見てもまだ全然余裕で山が残ってる状態だったりして、実際まだ使えそうではあります。
ただしかし、ロングレッドというタイヤの特性を考えると本当にそうなのか?と思うわけでありまして。
…というのは、そもそもこのロングレッドというタイヤはメーカー曰く「耐パンク・耐ひび割れ・耐摩耗性能に特化した軽快車タイヤ」なわけですが、なるほど耐摩耗性能に関しては1万km走ってもまだ全然山が残ってるのを見ても確かに高性能である事がよく分かります。
一方で耐パンク性能はどうかというと、このタイヤはトレッド面のセンター部のゴムを分厚くする事で異物の踏み抜きによるパンクを軽減するように作られています。
一応やっつけ的な図で説明するとこんな感じ↓

図にも書いている通り、ではその耐パンク性能を担保しているトレッド面のゴムが薄くなると当然……という事ですね。
んでもう一つ、実際の減り具合を新品と比較して見てもらうと、

規定空気圧3barの所を自分の場合故意に1bar高く入れて4barでの高圧運用をしているせいなのか、画像のように見事にトレッドのセンター部ばかりが摩耗して偏平足みたいに接地面が平らになっているのが分かると思います。
こうなってくるとメーカーの意図する耐パンク性能はもう失われていると考えた方がよさそうかなと。
それともう一つ、耐パンク性の為にトレッド中央部にゴムを多めに盛っているという事で実は副次的な効果も生み出しています。
それは何かといえば、大げさに言うとセンター部が尖った形状である為、接地面積が小さくなる事で走行時の転がり抵抗が少なくなり軽快な乗り味になるというもの。
ただでさえ実測32mm幅と他のママチャリ用タイヤに比べると細身で軽快感のあるタイヤであることに加えてのこの効果。
交換直後の乗り味の軽快さはマジで前回の交換時の記事でも(コメント欄で)書いている通り、「タイヤ一つでここまで変わるのか」と驚くほどのものでした。
しかしこれも上記のような平たく摩耗してしまったタイヤだともう期待できそうにありませんし、事実として最近はもう初期の頃のような軽快感は無くもっさりした乗り味になっています。(これは気分的なものかも知れませんが)
こういった理由から今回、まだ使えそうな感のあるタイヤではありつつも新品に交換することにしたわけです。
まあタイヤ交換についての手順は面倒なので書きませんが…(ぉぃ
正直言って相当ヒマか相当変人か、または相当貧乏かでない限り後輪のタイヤ交換なんて店でやってもらった方がいいと思いますw
自分は上記全部当てはまるので自前ですがwww
あ、ちなみに今回注文したタイヤはこんな感じで届きました↓

これもう梱包っていうレベルじゃねーぞw
この発想は無かったわ……というかこの発送は無いわ。
さすがにちょっと舐めすぎやろ尼ゾンめ、いい加減にしろw
まあ、

前回はコレだったんですがね。
コレはコレで箱が超絶邪魔なんで簡易包装の方がまだマシなのかもしらんけど……w
んで、あと後輪を外したついでというとアレですが、チェーンももう交換から8655km走ってましてそこそこ使い込んできた感じに。
しばらく注油&掃除もサボってましたし、そろそろ一度外して徹底的に綺麗にしてやる事にしました。
一応、ママチャリ向けチェーンの脱着方法はこちらの過去記事を参考にしてもらえれば。
で、今回は外したチェーンをパーツクリーナーに漬けてジャブジャブ洗います。
方法としてはこんな感じで↓

要らないペットボトルにチェーンをスルスル~っと入れまして、この中にパーツクリーナーの先をぶっ刺してプシュ―っと吹きます。
そしてある程度ボトルの中にパーツクリーナーの液体が溜まったらフタをしてシェイクするだけ。
汚れがひどい場合はシェイクして汚れた溶液を他の容器に移して、新たにパークリ投入してシェイクを繰り返します。
しばらく溶液に漬け込んで汚れが溶け出してくるのを待つと、ローラー部の奥に溜まった汚れも取れて更にいいかも知れませんね。
そうして汚れがあらかた落とせたら、ハサミやカッターでペットボトルをカットして中のチェーンを取り出します。

そして更にプレートの内側などの細かい部分もウエスで綺麗に掃除してピカピカになったものがこちら。
遠目にはあんまり分からないですがw
まあプレートの外側は車体に付いた状態でもある程度掃除出来ますが、プレート内側やローラーの内部まではなかなか掃除できませんからね。(特にフルカバーのチェーンケースだとね)
なので今回は主に後者を清掃するために行いました。

ちなみに洗浄に使った廃液は有害なのでそのまま水道や地面に捨てるのはあまりよろしくありません。
なのでこんな感じで入れ物に入れて揮発して無くなるまで屋外に放置するといいでしょう。
季節にもよりますが大体2日もすれば液体成分は飛んで油分と砂利や鉄粉などの混合体だけがべっとりと残ると思います。
そうなったら後は普通に燃えるゴミとして廃棄できます。

さてそんなわけでチェーンも車体に戻して後輪なども全て再組立てして注油などの整備も完了。
いや~、やっぱ新しいタイヤはしっとりした感じがええっすな~(*´Д`)
ちなみに新旧で並べて比較してみるとこんな感じ↓

やっぱりこうして並べてみると摩耗度合いは歴然としてますね。
とはいえ旧タイヤもこのままだと(耐パンク性能を期待しなければ)あと5000km程度は十分走れそうだし、このロングレッドというタイヤのロングライフぶりは正直圧巻です。
といってもこれ、後輪の話ですからね。
一般的には前輪は後輪に比べて摩耗が遅いですから、前は更にロングライフぶりを発揮する事になります。

今回交換した後輪と同じ、22か月前に装着した前輪の現在の姿がこれ。
新品と変わらんやないか…とまではさすがに言い過ぎですが、実際まだまだ余裕で使えそうですw
多分デカいガラス片とか踏んでバーストでもしない限り、また2年後に来るであろう後輪の交換時期までもつのではなかろうか?
BSロングレッドの耐摩耗性恐るべし……

…というわけで、かなりお久しぶりなレモネードさんの定点写真w
後輪タイヤも新調してまたレモネードさんで走る楽しみが増えました。
交換した日は残念ながら雨で試走できてませんが、チェーンなどの各所も整備・清掃して乗り味が軽くなってるはずなので早く乗って試してみたいですね(´▽`*)
まあ毎回言ってますが、乗るのも楽しいけどやっぱ弄る楽しさは格別ッスw
* * *
あとオマケ。
最近というか去年の秋頃からですが、またしてもレモネードさんのライトであるマグボーイがガーガーと異音を出すようになりました。
このライト明るいし、ダイナモの回転も軽いからお気に入りではあるんですが如何せんすぐに異音が出たりして寿命はあまり長くない印象……
すでにレモネードさんのマグボーイは3代目ですし(=_=;)
んでまあどこが悪いのかなぁと思って見ていると、どうも共振してガーガー鳴っているであろう場所を発見。

以前の記事で使った画像を再利用しているので画像内の「無駄無駄ッ!!」は無視でお願いしますw
で、このレンズ部分と下の黒いプラの嵌め合いが何故か緩くなっていて、レンズ部分を持って揺するとガタ付くんですよね。
画像手前に見えるレンズの固定ビスが緩んでるのかな?と思って締め直そうとしたらきっちり奥まで締まってますし……
これがどうやら走行時の振動に共振してガーガーというやかましい異音を出しているようです。
というわけで……

試しにレンズ部をテープで固定してみたw
するとどうでしょう……
びっくりするほどユートピアッ!!(゚∀゚)
…じゃなくて、びっくりするほど無音になったww
こんな簡単な事だったのか…(;´∀`)
まあ個体によって原因は別なのかも知れませんが、マグボーイがガーガーうるさいって方は一度レンズ部にガタが無いか調べてみる事をオススメします。
もしそうならテープ一枚で改善しますよw
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