ママチャリのフロントハブのグリスアップ

えーと先日の話。
休みの日だったので夜中布団で寝ていたら、深夜の住宅街に木霊する「パーン!!」という破裂音。
なんかウチの玄関前から音がしたような気がして玄関に降りてみると階下で寝ていた両親も起きて玄関に集まってました。

そして玄関先に出て実況見分してみた所、音の原因を発見……
 
 


明るくなってから撮った写真ですが、これがその破裂音の出所と思われるもの。
オカンの自転車であるシルバリオンさんのフロントタイヤがパックリと裂けて中のチューブもズタズタに破れています。
チューブに掛かる内圧に負けてタイヤが裂け、その裂け口からチューブがムニュ―っと顔を出して「パンッ」と破裂したのでしょう……
ありていに言うと空気の入れ過ぎが原因かと(-_-;)
いやだって、このクソタイヤふにゃふにゃ過ぎてなんぼ空気入れても硬くならないんでつい入れ過ぎちゃったんだってばよ!(言い訳け)
まあ前回交換してから10年前後経ってるようですしタイヤ自体の劣化も原因の一つではあるかと思いますが……
どちらにしてもこのミリオンとかいうクソタイヤは二度と履かせねえ……

とまあそんなわけで急遽タイヤとチューブの交換作業をする羽目になってしまいました。
まあこの際なのでついでに前輪周りをフルメンテしてやりますぜ!ヒャッハー(゚∀゚) (単に弄り回したいだけw)
つーわけで今回はフロントハブのグリスアップ作業を手順と解説付きでやってみようと思います。
何分当方素人なので間違った事をしているかも知れませんが、その時はコメ欄などでご指摘いただけると幸いです。
それではスタート。


まずフロントハブとは車輪の中心にある軸の部分の事で、その両脇に鉄球の入ったベアリング部分が存在します。
これは形状に細かな違いはあるものの、スポーツ車だろうがママチャリだろうが概ねどんな自転車にも共通する構造です。
このベアリング部には鉄球と共にグリスが封入されていて、車輪が回転すると玉とグリスが一緒に回転する事で車輪が滑らかに回るようになっています。
しかしグリスが経年劣化で干乾びてしまったりすると車輪が回転する際に逆に抵抗になったり、またさらに酷くなるとベアリング部が割れたり変形したりと破損してしまい自転車自体が走れなくなる事もあります。

こうならない為にも適切なタイミングでの清掃とグリスの詰め替え作業が必要です。
では適切なタイミングとは?というと普段の運用程度、つまり普段の乗り方にもよりますが、一般的なママチャリであれば4~5年に一度程度で大丈夫なんじゃないでしょうか。
スポーツ車の場合だと「年一回、真冬のオフシーズンには必ずメンテする」なんていう人も居ます。
ハブベアリングはその回転数が半端なく、特にスポーツ車であれば尚更に負荷が掛かる場所ですから年一回でも気にする人であれば当然の頻度でしょう。
ただまあママチャリではそこまでハブに負荷のかかるようなスピードは出さないでしょうし、そもそもママチャリのメンテナンスをする人自体が稀というのもあって、ここでは最低でも4~5年に一度はやっといた方がいいよ的なニュアンスで留めておきます。
ともあれこのハブベアリングは車輪の回転抵抗に直結する部分だけに、長期間放置していたものをメンテナンスしてやると驚くほどスムーズに走るようになったりと効果が分かりやすい箇所ではあります。


さて、では実際にハブのグリスアップはどういう作業かというのを手順を追って説明していきます。
まずはホイール(車輪)を車体から外す所から始まります。




フロントホイールはこの矢印で示したナットを緩める事で外せます。
このナットはほとんどのママチャリで対辺14mmとなっていますので、相応のスパナやメガネレンチ等で外しましょう。




もしこういったナットキャップ(カバー)が付いている場合は上画像のように小さいマイナスドライバー等、先の尖った物を隙間に挿し込んでこじってやると簡単に外せます。




自分の場合は14mmのソケットを付けたラチェットレンチを使っていますが、回せるのなら工具は別に何でもいいです。
で、このように反時計回りにナットを回してやれば緩んでいきます。
長らく回していなかったナットだと固着してかなり力を入れないと緩まない場合もありますから、その場合は工具に体重をかけて回すと何とかなる場合が多いです。
ナットは左右両側にありますので両方とも緩めて外せばホイールが外れます。




ちなみにですが分解する前にどういう順番で組み付けられていたかをよく覚えておきましょう。
画像は参考までにウチのシルバリオンさんの場合。
とはいえ大抵はどのママチャリでもこの順番で付いてると思います。
ただ電動などで速度計が付いているものだと若干違うかも知れませんので、ご自身で分解前に確認しておく事をお勧めします。




もういっちょちなみに。
一つ上の画像に出てきた「脱落防止金具」についてです。
これはスポーツ車には無い、ママチャリだけの構造っていうかギミックっていうか……
触り慣れない人にはなんだコレってなる部品の一つです。
まあ読んで字の如くでホイールがフォークから外れて脱落する事を防ぐ金具で、上の画像を見てもらえれば分かる通り、金具の先の突起がフォークの穴に嵌る事で万が一ハブナットが緩んでも即座にホイールが外れないようになっています。

なので、覚えておいて欲しいのは「金具に付いた突起をフォークの穴に嵌める」という事だけ。
ここは慣れない人は再組み付けの際によく間違えて180度逆さまに装着してしまう事が多いので注意が必要です。
まあこの画像みたいに錆だらけだと外した部分に痕が付いていて分かりやすいので間違わないんですが…w




更に更にちなみに!
画像内の説明が先走っててこちらに書く意味が無くなってますが…w
まあ「脱落防止金具を外してホイールを下に引っ張ってるのに何故かフォークから外れない!」っていう場合は大抵上の画像のようにタイヤがブレーキシューに引っ掛かってます。
この場合ブレーキのアジャスターを緩めてアーチの間隔を開けてやればタイヤが通りますが、ぶっちゃけそれよりもタイヤの空気をぷしゅ―っと抜いた方が早いし楽。
タイヤがへにゃへにゃになれば簡単にシューの間を通せます。




さてそんなわけでホイールが外せましたが、当然ながらホイールが無いと車体は支えが無くなって自立できなくなります。
なのでこんな風に車体を浮かせて固定できるメンテナンススタンドがあると便利です。
メンテナンススタンドが無い場合は自転車をひっくり返して天地逆に置いて作業すれば問題なくホイールの脱着は可能です。




ちなみに自分が使っているのは厳密に言うとメンテナンススタンドではありません。
実は兄貴が家に置きっぱなしにしていたギタースタンドを無理やりそれらしく使ってるだけ…w
強度的に問題があるのであんまりスタンドに負荷のかかるような作業は出来ませんが、まあこんな感じで車体を支えるだけなら全然問題なく使えます。
ただ兄貴が見たら発狂しそうww


…と、ここまではホイールの外し方でした。
そしていよいよここからが今回の本題であるハブのメンテナンスですよ。

まずはこちらをご覧ください↓




外したホイールのハブベアリング部分の拡大です。
ホイール側のワン(カップ)にシャフトが通り、そのシャフトに玉押しとロックナットが付いています。
玉とグリスはワンと玉押しの間に封入されています。
このメンテナンスは玉押し内部の清掃とグリスの再充填ですから、玉押しを外していく事になります。
玉押しを外すにはまず玉押しを固定しているロックナットを外さなければいけません。




ハブの分解で必要になる工具は14mmのハブコーンレンチ(薄口スパナ)と15mmのスパナ。
玉押しが14mmでロックナットが15mmとなります。
で、それらの工具を画像のように掛けて矢印の方向にそれぞれ力を加えるとロックナットが緩みます。
結構なトルクで締め付けてあるので、コツとしては画像のように工具を掛けて上から両手に体重をかけるのが一番楽です。
ホイールの画像上側を地面に立てて自分がお辞儀をするように前かがみになって工具に体重をかける、と言えば分かりやすいでしょうか?
うーん…文字では説明し辛い(;´∀`)
あと撮影の為に右手は工具に掛けていませんが実際は両手でそれぞれの工具を持ちます、当たり前ですがw




そんなわけでロックナットと玉押しをシャフトから抜き取った所がこちらの写真。
玉押しの下に封入されていたベアリング玉とグリスが露わになっています。
ただグリスはやはり劣化してかなり乾いた状態になっていますね。
本来はもっと玉が埋もれるほどグリスが入っています。

ところでこうして玉押しを外してしまうとこちら側はもうシャフトを固定するものが何もない状態ですから、このままホイールを浮かせるとシャフトがあっち側にすっぽ抜けてしまいます。
するとあっち側の内部にあるベアリング玉がバラバラと地面に落ちてしまう事になります。
なので玉押しを緩める時点から外した後も、シャフトが勝手に抜け落ちないように手で押さえるのを忘れずに。




そしたら次はシャフトを抜きます。
前述の通りシャフトを抜くと下側になったワンから玉がバラバラとこぼれ落ちるので必ず画像のようにシャーレか何かを下に受けてシャフトを抜きます。
画像では片手でやっているので変な事になっていますが、片手でホイールを持ち、もう片方の手でシャフトをゆっくりと抜くといった感じ。
シャフトが抜けたら地面などに置かずシャーレ等の上に置き、ワンに残っている玉を全てシャーレに落としきってしまいます。
ちなみに玉は左右とも10個ずつ入っています。
玉のサイズは3/16インチ(4.76mm)で、後輪ハブの玉より一回り小さく互換性はありません。

片側の玉を落としたらまず片側分10個を何かの入れ物に入れ、そうしたらホイールをひっくり返して反対側の玉を落としてまた別の入れ物に分けていれます。
要するに左右のベアリング玉が混ざらないようにするのがポイント。
摩耗具合が違えば当然玉の大きさも若干なりとも違ってきますから、そういう意味で混ざると良くないわけです。
まああまりにも摩耗して玉径が小さくなっている場合は新しいものに入れ替えるべきなんですけどね。

あとちなみに玉を小分けする為の入れ物は556やグリースメイト等の呉工業のスプレー缶のフタがオススメです。




このフタ、上面に穴が空いてるのでフタの中にパーツクリーナーを吹いて玉を洗浄した後、余分な廃液が穴から捨てられるんですよね。
なので超便利ですd(´▽`*)

で、ベアリング玉を左右とも取り出したら、次はワンの内部と玉、玉押し等のグリスで汚れた部品を綺麗に洗浄します。
玉は上で書いたように556等のフタの中にパーツクリーナーを吹いてシャカシャカするとある程度綺麗になるので、落としきらなかった汚れはウエスやキッチンペーパーなどの上に玉を出して拭いて落とします。
綺麗になった玉は再度フタ等の入れ物に戻しておきましょう。(誤って落として紛失したりしない為に)

玉押しやシャフトはシャーレの上でパーツクリーナーを吹き、これもウエス等で綺麗に拭いてやります。
ワンは直接パーツクリーナーを吹き付けてグリスを溶かして落としますが、古くなってキャラメルみたいになったグリスはパーツクリーナーを吹いてもなかなか落ちないのであらかじめウエス等で拭いてあらかた取り除いておいた方がいいです。
グリスがまだ柔らかい場合や干乾びて無くなってしまってる場合だとウエスで拭くだけでも綺麗になる事もあります。




ってな事で清掃が終わったワンがこちら。
ワンの奥に見えているシャフトが通る穴もドライバーの先にウエスを巻き付けたものを抜き差ししたりして綺麗にします。
こうして綺麗に洗浄したタイミングでワンや玉、玉押しなどに偏摩耗(虫食いや変形)が無いか確認しましょう。
上の画像では特に傷も無く綺麗な状態です。

写真には写っていない反対側のワンも当然ながら洗浄と点検を忘れずに。




ちなみにこれは別の部位に使われているリテーナー付きのベアリング玉ですが、矢印の部分に大きな虫食いがあります。
またそれ以外の玉もよく見ると表面がザラザラになっていますし、こうなっていたらもう再使用は不可です。
ベアリング玉に関しては単価の高い物でもないので気になるようであれば新品に替えてしまった方が無難かも知れませんね。

で、各部の点検が終わって問題が無いようであれば、次は新しいグリスを塗りつつ再度組み立てていきます。




自分の使っているグリスはこれ。
いわゆるリチウムグリスというもので、安価ですが自転車であれば大抵どこの部位にでも使える万能グリスです。
(ローラーブレーキと内装変速機の内部機構は専用グリスを使う事をオススメします)
これは無臭タイプなので嫌な臭いも一切ありませんし、また手に付いてもティッシュ等で拭けばすぐに落とせるので作業性が非常に良くてオススメですよ。




というわけで、まず手始めにこんな感じでワンの内部にグリスを盛ります。
量は適当でいいですが少なすぎると足りない恐れがあるので気持ち多めに。
もし多すぎたとしても余分なグリスは後で玉押しを締めた時にはみ出してくるので、多い分には特に問題ありません。




そうしたら次はベアリング玉を盛ったグリスに埋め込むようにしてワンの内部に並べていきます。
一応ですが誤って玉を落とした時の為に下にシャーレなどを受けておきましょう。
ミスってシャフトの通る穴にポロっと入って行ってしまうのはよくある事ですw




玉を並べたら今度はその上から更にグリスを軽く盛ります。
イメージとしては玉をグリスで包み込んでやる感じで。
ここまですればもうホイールを傾けようが下に向けようが玉がワンから落ちる事はありません。
なので心置きなく反対側のワンにも同じ作業をして玉とグリスを詰めましょう。




左右両側のワンに玉とグリスを詰めたら、ワンの真ん中の穴にシャフトをゆっくりと挿入します。
この時挿し込む側はさほど気にしなくても構いませんが、反対側は出てきたシャフトの先に押されて玉がポロっと落ちる可能性があるので注意して挿し込みましょう。
シャフトの入れる向きは最初にどちらから抜いたかを覚えていれば一番いいですが別にどちらからでも問題はないので特に気にする必要はありません。

シャフトを入れたら玉押しとロックナットを付けてしまいます。
どちらも指で回せる所まで軽く締める程度でOKです。

そしたら次はいよいよベアリング部のグリスアップには欠かせない、玉当たり調整です。
これこそが一連の作業の中での山場というか、一番肝となる作業です。




相変わらず画像内の説明が先走ってやがるw
まあ説明の通りでハブコーンレンチで玉押しの締め具合を調整しつつ、指でシャフトをグリグリ回して玉当たりの具合を調整します。
締め過ぎるとゴリゴリとした感覚と共に回転が渋くなってホイールを回した時に抵抗になりますし、緩すぎると回転はスムーズではあるもののシャフトを持って上下左右に揺さぶった時に「カタカタ」となる所謂「ガタ付き」が出てしまいます。

玉当たりは強すぎても弱すぎても虫食い等の偏摩耗の原因となり、ホイールの寿命を縮めてしまいます。
なので適切な玉当たり具合に調整してやらないといけません。
実際やってみると分かると思いますが、その適切な玉当たり具合というのは結構なピンポイントで慣れない人にとっては難しく感じるかも知れません。
しかし簡単な目安としては「ガタ付きが無く、それでいてシャフトがスルスルと回る」という締め具合を目指せばいいだけです。
多分、相当の機械音痴とかでない限りは大抵はやってみれば理解できると思います。
なので恐れずチャレンジしてみましょう。
もしどうしても自分には無理だと感じたら、そのままの状態で自転車屋に持っていって泣き付けば済む話ですw(お金は取られますが)




んなわけで最適な玉当たり具合にセットできたらロックナットを締め込んで玉押しを固定します。
最初にロックナットを緩めた時と同じような姿勢で体重をかけて締め付けますが、今度はよく見ると工具の位置が左右入れ替わっています。(つまり回す方向が逆になる)
これでロックナットを締め込んでからもう一度シャフトを回したり上下左右に揺さぶってみてガタが無くスルスル回るかを確認します。
問題なければ玉当たり調整の作業はこれで終わりです。

実のところ、ロックナットを締めたら玉当たりがきつくなったり弱くなったりするのはよくある事で、一発で決まる事は稀。
締めたらユルユルになるのはロックナットを回した時に一緒にシャフトも回ってしまったりする事で起こります。
この場合はホイールの反対側のロックナットに15mmレンチを掛けて足で固定しておいて手前側のロックナットを締める等の対策でどうにかできます。
また締めたらゴリゴリになったという場合は一旦ロックナットを緩めて、玉押しを最適の締め付け位置から少し緩めにしておいてから再度ロックナットを締めるといい感じになる事が多いです。
ともあれ、ロックナットを締め付けた後の玉当たり具合の確認で変だと感じたら、何度でもロックナットを緩めたり締めたりして納得いくまでやり直しましょう。
ここは絶対妥協してはいけません。

ちなみにですが自分の場合は玉押しを「ガタ付かずスルスル回る位置」からほんの少しだけ強めに締めてからロックするようにしています。
これは指で回した時の最適な位置というのはあくまでも「指で回した時の」最適であって、実際車体に付けた時は体重や車重、また荷物などの重さが圧し掛かった状態で回転するわけですから本当の最適ではないからです。
こうした負荷が掛かる事を想定してあらかじめ玉当たりを強めにしておく事を「予圧を掛ける」と言います。
ボトムブラケットやペダルといった強い負荷が掛かる場所は特に強めの予圧が必要で、指で回して最適と感じた玉当たり具合で運用すると短期間でガタ付きが出てベアリング内部が損傷してしまいます。




さて話を元に戻して。
ロックナットを締めてハブベアリングのメンテが済んだら、玉押しの縁からはみ出した余分なグリスをウエス等で拭き取ります。
そのままにしておくとこの余分なグリスに砂などの異物が付着し、それがハブベアリングの内部にグリスと一緒に引き込まれる可能性があります。
ベアリング内に異物が混入するとこれまた虫食いや破損の原因になってしまいます。
なので面倒でもちゃんと拭き取りましょう。




綺麗になりました。
さあここまで来たら後はホイールを車体に戻せば終了です。
車体に再度組み付ける際は一応もう一度写真を載せておきますが……




この脱落防止金具の取り付け方向と、




シャフトに一緒に共締めする部品の順番を間違わないように注意しましょう。
クドいようですみません<(_ _)>




ハブナットの本締めはメンテナンススタンドの場合はスタンドから降ろしてから。
また車体をひっくり返している場合は元の向きに直してからにします。
でないとどちらも不安定でガッツリと体重をかけて締め込めませんからね。

ちなみに上の画像は緩める時の画像を再利用してるのでちょっと無理やりな事になってますが気にしない方向でw
この体勢でガッツリ締め込もうと思ったら相当の筋力が必要になりそうw




…っというわけで作業完了!
ここまでお疲れ様でした(≧▽≦)

ちなみにシレッとタイヤとチューブが新品になってますw
ていうかタイヤはまたしても元のタイヤと同じのミリオン……
いや、もっといいのにしたかったんだけど24インチはロクなのが無くて、結局値段優先で選んじゃったのでコレに…(ノД`)・゜・。
相変わらずふにゃふにゃなので適正空気圧がどれぐらいなのかさっぱり分からねぇ。
まあ一応スーパーバルブなのでゲージ付きポンプで3kgになるように入れといたけどどうかなぁ…(;´∀`)

あと、せっかくなのでホイールの振れ取りとブレーキの引きしろ調整もやっておきました。
ふはは、これでシルバリオンさんもあと10年は戦える!(乗り手があと10年生きてるかどうか分かんないけど(´・ω・`))


さて最後に、今回のメンテで使用した工具類を。




上から 小型マイナスドライバー、14mmソケットレンチ、15mmスパナ、14mmハブコーンレンチ の4つ。
それと下に敷いているステンレスのシャーレとグリスとパーツクリーナー、あとキッチンペーパー少々。
リアホイールを外すとなるとこんな程度では済みませんが、フロントならたったこれだけの装備でできちゃいます。

小さいマイナスドライバー程度はどこのご家庭にでも1本ぐらいは転がってるでしょうし、ソケットレンチでなくても14mmスパナでも代用可。
スパナは100均のもので十分で、事実自分の使っている15mmスパナとステンレス皿は100均のものです。
ハブコーンレンチは残念ながら100均には売ってませんが、このE-toolのものならアマゾンで300円台とかで売ってるので安い物です。


     

一応リンクを貼っとくとコレ。
安いけどこれ、強度はそこそこあるし何といっても柄が長いので力を入れやすいのがグッド。
めっちゃオススメですよ。
ママチャリ整備をするなら14・15・17mmの3本は揃えておくとより一層グッドです。


という事で今回はママチャリ前ハブの清掃とグリスアップについてでした。
自分の場合は自身がママチャリを弄るのが楽しくてそのついでといった感じでこうして画像付き解説などをしていますが、それがもし誰かの役に立ったとしたら幸いです。
また、これを見てママチャリに興味を持ってくれる人が一人でも居てくれたら更に幸せだなぁと思いつつ…(´▽`*)
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Secret

最近ママチャリ弄りにハマりあちこちグリスアップしました
玉押しの度合いは何十回もやり直し(笑)なんとか自己満足しています
この記事は細かな留意点なども明記されており、先に読んでおけばナーと思う事が多数ありましたね☺️
読みながら「そうそう、そこなんだよー」と思う事もあり
三年も前の記事ですが、ふと目に留まりコメントさせて頂きました

Re: タイトルなし

makiさん、はじめまして。
通りすがりとの事ですがコメントを残していただいてありがとうございます。

全国のママチャリ弄りストさんにほんの少しでも役に立つ情報を残せたらと思い記事を書いているので、記事をお褒めいただいて嬉しい限りですヾ(*´∀`*)ノ
是非今後もママチャリ弄りという素敵な趣味を続けて下さいませ。
そしてよろしければまたこちらにお越しいただけると幸いです(*^-^*)
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